ウーツー(CDレビューア)

ヤフーやグーグルで記事が検索できない方は、にほんブログ村から検索してみてください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

昔の習慣が抜けなくて、年末になるとジャズのオリジナル盤のレコードを買ってしまう

 今でも年末になると、ジャズやジャズ・ヴォーカルのオリジナル盤がとても欲しくなって、いつもは足を遠ざけているジャズ専門店に足が向いてしまう。会社に通っていたころからの名残りだ。

 ・・・

 入社したころに失恋していらい、ぼくが任された仕事が自分にとって本位でなかったこともあって、会社の人間関係からくるストレスや仕事のつらさを紛らわせ自分から追い払うために、よく新宿近辺のジャズ専門店に通った。

 定時になると早足で駅まで急いで歩いて、早くても1時間半ほどかかる電車に乗って、目的の駅につくと、一目散に店の売り場にかけこみ、まわりに目もくれずに、LPの入った棚や段ボール箱を次から次へと物色した。

 最初はジャズの本に載っているきれいな国内盤を集めていたのだが、ある日、分厚くて重いオリジナル盤の音を聴いてたまげた。
 ベースの音が浮き出てくる。ピアノの音も、トランペットの音も、サキソフォンの音も存在感があった。

 それ以来、オリジナル盤の収集の世界へ入った。ストレスを抱えた日は、廃盤(オリジナル盤)専門店に行って、とにかく店にあるオリジナル盤をすみずみまで観る。気に入った一枚を3,000円くらいで買って、近くのファーストフードの店内でコーヒーを飲んでジャケットやレコード盤を30分くらいをかえすがえす眺めては悦にひたっていた。

 だいたい同じ店に繰り返しいってすみずみまで店の商品を眺めていると、いつのまにか、どこの箱になにがあるのか覚えてしまう。口をきかなかったが、店の常連の何人かも知り、ぼくの手に取るレコードをかれらがよく覗き込んだものだ。むろん、無関心を装いながら、ぼくも同じことをした。

 ・・・

 ボーナスが入ると、いつも眺めるだけで手に足も出なかった高額なオリジナル盤を買ってやろうかとゆう気になる。廃盤店の店主もうまいもので、ボーナスが入る前の月やボーナス月の初めあたりにここぞとゆう廃盤を店内に投入してくる。売れ残りの廃盤を2~5割引にして出し、客の購買意欲をそそった。

 割引セールの初日は、せまい店内のレコードだなの隙間にはひとがあふれかえり、あたかも欲望の巣窟になった。客の間隙をぬって、気に入った一枚を手にいれたときは、天国にも昇る気分だった。にぎやかな店内で半日ほど過ごしたあと、またファースト・フード店に行って舐めるように眺めた。

 バブル経済のなかでオリジナル盤も、どんどん高くなっていった。7年くらししたころ、3,000円で買えたオリジナル盤が買えなくなり、クラシックに興味を持ち始めたこともあって、いつしかジャズを聴く頻度も減り、店にもすっかりいかなくなった。

 ・・・

 今は会社を解雇され(会社都合)、年金と生保の併給で暮らしているので、働いていたときのように、大枚をはたいてCDやレコードを買うことはできなくなった。
 しかし、どうもあのころの習慣が残っていて、年末になると自分にとって価値あるものを手にいれたくなる。残念ながらクラシックやサントラのCDは、オリジナルのLPに比べると、手に入れたときの喜びが年に一度の喜びにまでは達しない。
 それでか、今年は、月の初めに見つけたオリジナル盤に思い切って3,000円を払って買うことにした。昔のようなわけにはいかないが、買える範囲の予算で満足のいくものを入手したときの喜びは昔も今も変わらない。

 ・・・

 今年の大晦日もオリジナル盤を扱う中古屋で年に一度のセールが行われる。売上が厳しいこともあってか、今年も値引きは1割引程度で終わりそうだが、今一度、参戦してあの興奮と充実感を味わってみたい気もする。










スポンサーサイト

なにげなく出かけたお店でブレーク、4日間でお茶の水の中古CD屋に出かけるはめになった

げんきがないぱぱ 

すべてはこれから始まった...

 

 ぼくは今、御茶ノ水に向かって青梅快速東京行きの電車に乗っている。ついに見つけた「セーゲルスタム指揮デンマーク放送響」が録音した「シベリウス」の交響曲第2番と同5、7番の中古CDを買いに行くためだ。

 昨日、新宿の中古屋で、それぞれ1、3、4、6番の収められたCDを偶然見つけてた。そのうち「ブリリアント・クラシックス」の再発全集BOXに収められた管弦楽曲がダブる1、4番のCDを除く3、6番のCDを買った。 この2枚には、再発全集BOXに含まれなかった4曲の管弦楽曲が含まれていたからだ。

 部屋に戻った後、残りの曲2、5、7番のCDを調べていたら、2番のCDに未収録曲「フィンランディア」、5、7番のCDに未収録曲が1曲入っていることがわかり、PCでネットの在庫検索をしてみたら、御茶ノ水の中古屋にその2枚の在庫を発見、今朝お店に確認したところ、確かに在庫しているとのことだった。 そのお店ではCDの取り置きが当日限りであったので、かなり疲れていたのでが、思い切って買いにでかけることにしたのだった。

 ・・・

 昨日、新宿の中古屋にぼくが出かけた理由は、このシベリウスのCDが欲しかったからではない。「ホルトゥス・ムジーク・レーベル」から出ている「ヒュー・ウルフ指揮フランクフルト放送響」の未入手のCDを4日前に、吉祥寺の中古CD屋でたまたま見つけ、試聴させてもらいとても気に入ってしまい、部屋に戻って聴いて完全にはまってしまったからだ。

 その次の日、さっそく吉祥寺の中古屋に「ヒュー・ウルフ指揮フランクフルト放送響」のCDを探してもらったら、「ハイドン:交響曲第92、96、97番」のCDと「ベルリオーズ:幻想交響曲」のCDの在庫があることを聴き、さっそく取り置いてもらうことにした。 

 そして、更に、ぼくは、この「ヒュー・ウルフ指揮フランクフルト放送響」の未入手のCDのうち興味が高かった「シューマン:交響曲第一番、ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』」のCDと、「ハイドン:交響曲集(88、89、91番)」のCDが新宿の中古屋にあることをネットの在庫検索で見つけて、お店に電話したら、一昨日までなら取り置きしてくれることになり、それで昨日出かけることになったのだ。

 だから、もし吉祥寺の中古屋でこの団体の「ハイドン交響曲第89番、ショスタコビッチ交響曲第9番」のCDを見つけていなかったら、この団体の未入手のCDを買いに新宿の中古屋に翌々日に買いに出かけることはなかった。

 ・・・

 考えてみれば、3日前に吉祥寺の中古屋に出かけたきっかけも、真下の部屋に住んでいる若夫婦の2才の子どもが、朝9時ころ走り回ってドカドカ音を立てたために、早くたたき起こされために、調子が狂って、部屋で何もやる気が起きずもんもんとして、昼頃に気分転換に約二週間ぶりに行ってみようと思ったのがきっかけだった。

 つまり、何を買うとも決めずにふらふらと出かけたのだが、そこで、偶然に以前から聴いてみたかった未入手の「ヒューウルフ」のCDを発見し、試聴させてもらったところ、思いがけず驚きを感じて、他の「ヒューウルフ」のCDを物色したくなり、そのために新宿の中古屋に行ったら以前から欲しかった「セーゲルスタム」のCDをたまたま見つけ、「ヒュー・ウルフ」はおろか「セーゲルスタム」のCDの収集まで広がってしまったのだ。

 ただの気まぐれから出かけただけなのに、4日間で2種類のCDを多数、急激に買ってしまったのは、ぼくにとっても、ずいぶん久々のことで、今になって我に返り、少々混乱している最中だ。

 今回、かなり手持ちのお金を使ってしまい、単純に喜べない心境だが、このごろ熱く音楽にのめりこめなかった自分に、音楽に対する情熱が沸き起こったのはひさびさのことであり、混乱の中でもいきいきとしている自分がいたことに喜びを感じている。

 ― 11月11日車中にて記す

 

 

 









FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。