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総務省の外郭団体である知事会は総務省の省益優先を加速する恐れ、まっさきに消費税をあげろということに-片山鳥取前県知事に聞く-テレビ朝日:報道ステーション(8/7)より(後編)

ふたりともなかなかのやくしゃ

菅義偉(すがよしひで)元総務大臣(安倍内閣時)は知事会に対して寛大なように見えるが...

今までのはなし
http://uhtwogh2.blog65.fc2.com/blog-entry-237.html

*知事会は圧力団体だから、国と地方の協議機関を作っても、国の施策に拒否権を与えるべきでない

古館キャスター
「橋本知事を中心として、マニフェストに文言を入れただけでは約束が履行されているかチェックできるかや、国と地方の協議の機関を作れってことを再三言っている。これをどうとらえるか?」

片山前鳥取県知事
「協議をするのはいいと思う。じゅうぶん話し合ったほうがいい。ただ、それを法律に書いて、地方側がうんと言わなければ国の施策が進まないというような地方に拒否権を与えるようなことは絶対やめるべきだ。

 と言うのは、知事会というのは政治学の用語でいうと、しょせん圧力団体だ。『カネよこせ、権限よこせ』と言って、政治的な圧力をかけるわけだから、りっぱなプレッシャーグループなわけだ。」


古館「知事会も割れてるのでは?」

片山「いや、知事会っていうのは、『カネよこせ』っていうのはまとまってる。権限よこせっていうのも。そうゆう圧力団体に拒否権を与えて、政策がゆがめられることはすべきではない。」

*今の知事会は総務省の外郭団体的な団体だから、国と知事会の協議会はやめるべき

片山「もうひとつは、橋本さんは別だが、今の知事会は総務省と一体だ。総務省の外郭団体的な団体。」

古館「極端にいうと総務省の出先機関と考えていいか?」

片山「たてまえ上は違うが事実上はそうだ。例えば、大阪の橋本さんが言っていたが、知事会にはなんと、自分の給料よりも高い給料をもらっている天下りの事務総長がいる、と。これは非常に象徴的に物語っている。そして知事会の言っていることは、総務省の言っていることと、だいたいいっしょだ。

 だから、政府と知事会が協議をするっていうのは、政府の一員である外郭団体、ダミーと政府が協議をするという、まことに珍妙なことになる。だから、こんなことはやめるべきだ。」


*地方分権をこのまま進めると、総務省の下に自治体が整列させられるようになり、総務省が一番、影響力を及ぼすような改革になりかねない。

古館「以前、片山さんに話を伺ったときに、『地方分権を進めるのは当たり前で急務だが、ひとつ間違うと総務省の中央集権になってしまう』と言われていたが?」

片山「そうです。私は総務省の前身である自治省の出身で言いにくいのだが、今まで進めている地方分権は、実態としては総務省主導で、総務省以外の多省の自治体に対する関与とか権限とかを排除している。知事会も総務省のことについては触れない。例えば、起債に関する(総務省の)関与は止めてくれというようなことは、(知事会は)言わない。

 だから、総務省の下に自治体が整列させられるような地方分権改革のイメージだ。それではいけない。総務省からも自治体は自立しなければいけない。それが知事会にも市長会にもない。

 したがって懸念されるのは、(地方分権を)やったのはいいけれども、総務省主導の旧内務省型の地方制度になってしまい、本来は住民のための分権改革にして、住民が意見を自治体に反映させなければいけない改革なのに、総務省が一番、影響力を及ぼすような改革になりかねない。そこはよく注意しなければならない。」


*国と地方の協議機関が出切れば、消費税を上げる話が最初に出る

片山「さっき協議機関のことが出たが、全国知事会が何を一番国に求めているかといえば、地方消費税の充実だ。

 たとえば、(消費税)5%のうち、4:1(%)という配分を、3:2に変えようかってことも論理的に可能だが、そんなことをしたら国に(消費税収)の穴があく。それをどうやって埋めるかというと、国債で(埋めて)、また国民の負担になる。そして、勢いで、消費税率を上げようということになる。

 もし協議機関が出きれば、(知事会が)いの一番に言うことは、(地方の?)消費税をUPしろとなる。要するに増税の圧力をかける協議機関になりかねない。

 橋本さんは『増税には反対だ。まず自分たちがスリム化しよう』って言ってるが、それは正しい。でも、橋本さんがいつまでも知事やってるわけではないから、橋本さんがいなくなった知事会は、(地方?)消費税の充実をいの一番に言うことになる。そういうことに、国民の代表である政府がとらわれ、制約を受けることは止めたほうがいいと思う。」



*消費税を上げる前に省ける無駄はいっぱいある

古館「現実、国と地方で800兆円の借金が積み重なっているときに、消費税を上げるタイミングを見はからうことは大切だが、例えばお金持ちの人が買うぜいたく品にどれだけの消費税率をかけるか、食料品を初めとする日用品にどれだけかけるか、いろいろ難しいと思う。結果として(消費税)を上げなければいけないと考えた場合、(同時に)どれだけ無駄がしぼれるかということを考える必要性は?」

片山「やはり徹底して無駄を省くべきだ。船も入ってこないのに、ひたすら(港の)岸壁を作り続けたあげく、お金が足らないと言っている。国にも自治体にも、いっぱい無駄がある。

 住民から観たら、『何でこんな箱もの造るんだ』、『何で景気対策といって、住民が必要としないいろんな施設を、借金でバンバン造るんだ』というものがある。まず、そういうものを止めれば、(余ったお金は)かなり出てくる。

 それから国の天下り関連は膨大にあるから、(天下りのような無駄)をやらないことを徹底的にやらないで、消費税のUPなんて言うべきでない。」



*国の地方への出先機関をなくす必要性

古館「国の出先機関をスリム化することについては?」

片山「それも大いにやるべき。もちろん税務署みたいに必要な機関はいっぱいあるけど、いらない機関はいっぱいあるから、(スリム化)はまずやるべきだ。」

古館「(無駄な)合同庁舎の問題等でも切れるところは切れると思うが?」

片山「切れます。」

-- テレビ朝日:報道ステーション(8/7)放送分より








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地方分権改革の意味、何を変えればいいのか-片山鳥取前県知事に聞く-テレビ朝日:報道ステーション(8/7)より(前編)

かわったねくたい

*地方分権改革の意味

ほとんど利用されていない大船渡の港湾建設の例が放送された後、

古館キャスタ:
「全国各地の問題だと思います。片山さん、どうしてこうゆう財源、お金の使い方になるのでしょうか?端的にはどうなんでしょうか?」

片山前鳥取県知事:
「結局、民意と自治体の財政運営とがずれているんです。一番重要なのは自治体が予算を決め、議会の承認をとって予算をやってるけど、議会がうまくチェックをできてない。民意を県政にうまく反映することができてないってことですよ。」

「ただ、議会だけが悪いってことじゃなくて、いろんな制度があり、たとえば国から補助金が出る場合、港湾の建設などには半分でる。その補助金は港湾建設に出すわけで、たとえば、それを病院に回すとか福祉に回すとかはできない。そうゆうふうに、使いみちを指定された巨額のお金が来る、『じゃ、それをもらわないと損だ』、とゆうふうになってしまう。

 それから、港湾を造るときには借金をする。その借金のチェックを誰がしてるかというと、総務省がしている。それで、今のような景気対策をやるときには、どんどんやれってことになる。そうすると、住民の知らないところで巨額の借金をしてしまう。」


古館:「まったく情報の透明化が予算に関しても、お金の使い方に関しても、図れなくなってしまう

片山:「そうです。あと、これだけのお金を使うんであれば、それを止めて、それを例えば減税に回してくれませんかっていうことができれば、もっと住民のみなさんが関心を持つと思う。ですけど、あの港湾の建設を止めたからって、減税に回せるかっていうと、実は、国が決めた標準税率より下回る税率を設定したら、とたんに国からペナルティーが来る。減税したら、ペナルティーなんて変な制度が残っていて、こうゆうなかで、ああゆうずれた施策が行われる。それで、ずれを解消させるにはどうすればいいのかってことが地方分権改革ってことになる。」

*地方の財政危機の原因と現在の危機

古館:「地方の財政危機っていうのがどうしてこうなったのかというと、例えば90年代に、政府がとにかく景気刺激策のもと、地方の尻をたたいて公共事業を奨励した、こういうようなことが積み重なって今があるわけですね」

片山:「そうです。その結果、全国の自治体は大赤字になって、借金まみれになっているわけです。その反省があるにもかかわらず、また今、国の補正予算で、どんどん事業をやりなさい、借金をどんどんやりなさいっていう政策が、また垂れ流されているわけです。反省が全然身についてない。」

*自治体で自由に補助金を使えるよう補助金のしくみを変えることが重要

古館:「そうすると、今後のことについて非常に重要なことは、お金の使い方にかかってくると思うが、具体的には?」

片山:「それは、補助金で港湾しか造れないっていう補助金のしくみを変えて、国から自治体に流すお金は自由に自治体に使ってくれ、病院でもいいし、福祉でもいい、教育でもいい、もちろん港湾でもいいが、自治体で自由に選択することができるようにするってことが、大きな解決策だ」

-- テレビ朝日:報道ステーション(8/7)放送分より







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