ウーツー(CDレビューア)

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「誰かいるか...死んで石投げられてもいいというやつは?」 「族長の決意」「火怨・北の英雄 アテルイ伝」

まだ朝廷の支配が東北の北の蝦夷(えみし)と呼んだ部族の一部にしか及んでいなかったころ、

大墓(たも)の長(おさ)阿久斗(あくと)の息子、阿弖流為(あてるい)はモレを伴って、強大な敵、大和(やまと)を知るために西へと旅をし故郷に帰ってきた。








えみしのむら
大墓(たも)の里








ぜいいんしゅうごう

長の阿久斗のもとに各地の蝦夷の長が集まっていた。








わかってちょーだい

大和に対抗するため、各地の長に兵を出してもらい、大墓で兵を鍛えることを提案するモレ。







いちばんえらいの

しかし、長たちの意見は割れてまとまらず、大和を恐れて肝心の阿久斗が兵を出すのに反対する始末。








えみしのかいぎはこんなかんじ

気まずくなり、場がシーンとなった。

そこに、阿弖流為が切り出した。






でばんがきたよ

「おーい、みやこのみやげ話がまだだ。」

おもむろに立ち上がると...








いっちゃうよ

「聞いてくれ、聞いてくれ」







おどろけおどろけ

「やまとのおんなはうつくしいぞ!」








おもろい

「ふっはっはっ

会した一同が笑った。








どうだ、どうだ

「みやこのおんなはいいぞー!」

「はっはっはっ」








ちゅうもくのまと

「みやこはものがあふれとった。」







まだまだあるよ

「あれも、これも、わー(私)の欲しい物ばかりじゃー!」








こりゃおもろい

「おーっ」








ここからがほんばんよ

「しかし、欲しくないものがあった。」

阿弖流為は右腕を真上に上げて言った。








なんでしょう?

「ふたつじゃ。」

「なんだと思う?」








なんだろう?

一同、お互いを観てきょとんとしていたが...

ひとりが答えた。








わかったぁー

「ほとけとかんのんだ!」








はずれー!

「違う!」








はずれー!

「広場にふた~つならんどった。」






こうだっちゅーの

「みんな、それに向かって石投げてた。」

石を投げるしぐさをして、こける阿弖流為。







・・・

不審に思う一同。








これでわかった?

「なんと思われる?」

阿弖流為は目の前の長に尋ねた。








こたえいいます

首だ!」







もういっかいこたえ

「蝦夷の首だ」








ぎょっ

一同は静かに阿弖流為の言うことに耳をかたむけはじめた。








たまらんぜよ

「わーら(我ら)のなかまの首がさらしものになっとった。」








う~ん

驚き、シーンとなる一同。







いいたいことわかる?

「かなしゅうて、かなしゅうて...」








なきたいの

「なみだは出んのに悲しゅうて、しかたがなかった。」

まわりを見回すと、阿弖流為は言った。








またしつもん

「誰かいるか?」






こたえられるかな

「死んで石投げられてもいいというやつは?」








う~ん

考え込む一同。








なんだかむかつく

「誰かいないか!」

阿弖流為は怒鳴った。








おいらもおこった

「闘うぞ!」

一番遠くに座っていた長が目の前の床に矢を一本刺して宣言した。








やっちゃうよ

「おーっ!」

次から、次へと長たちは目の前に矢を指して宣言するのだった。





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テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

そこでやっと気づいたんだ。怒りは隠すものだって...鏡の前で笑顔を造った。マスクをかぶるように...「ダークナイト・ライジング」

7年前にハービー・デント判事が死んでから、バットマンはハービーが殺害した人たちの罪を被り、ゴッサム・シティの市民の敵となって、暗闇に紛れた。ブルース・ウェインもその後、現役を引退し屋敷の中にひきこもっていた。

 そんなブルースに、ハービー・デント殺害容疑の取り調べと言って、警察が面会を求めてきた。



らいきゃくはおことわりだっていってんだけど...

ブルース・ウェイン(ウ):「警察が何の御用です?」










まあ、きいてよ

ブレイク警部補(ブ):「本部長が打たれた。」

ブ:「容疑者を追って下水道に入った。」

 「そこで、傭兵たちの集団を観たと言っている。」

 「マスクの男、べインだ。」










だからなんだっつーの

ウ:「そうゆう話は上司にしたらどうだ?」










あんたはわかってない

ブ:「上司にはデカいワニも観たんじゃないかと言われた。」

 「本部長にはバットマンが必要だ。」









おいらのでばんじゃないつーの

ウ:「本部長は誤解している。」











そんなこというためにわざわざきたんじゃない

ブ:「いや、そんなことはどうでもいい。」

ブ:「前にあなたに会ってるw」

 「ぼくがまだ子供のころ...」

 「セント・スイジンで。」

 「ウェイン財団が支援していた孤児院です。」


 



おなじおやをころされたものどうしじゃん

ブ:「母は交通事故で死んだ。でもあまり覚えてない...」

 「2年後、父はギャンブルの借金がかさみ打たれて死んだ。」

 「それは、今もはっきりと...」

 「覚えてるw」

 「その気持ちはあなたなら、わかるはずだ。」

 「激しい怒りに全身が震える。」


 









はじめのうちはいいんだけど...

ブ:「まわりはやさしくしてくれるw」

 「里親もほかの人たちもみんな...」

 「最初のうちは...」







でもけっきょく...

 「そのうち、すべてを忘れて前に進めと言い出す。」

 「そんなの無理なのに...」


 











なんだかしたがまわってきたぞ

ブ:「やがて、親たちはあきらめて、そんな子供たちを孤児院へ送るw」

 「そこでやっと気づいたんだ。怒りは隠すものだって...」

 「鏡の前で笑顔を造った。」

 「マスクをかぶるように...」








 ・・・


 











かっこいいやつはかっこいい

ブ:「ある日、あなたが現れた。」

 「スポーツカーに乗って...」

 「美女を連れて...」

 「もうみんな大興奮だ。」

 「ブルース・ウェイン、孤児なのに億万長者...」

 「ぼくらにとって、あなたはまさに伝説だ。」


 







わかってんのよ

ブ:「みんなはおとぎ話のように思ってたけど...」

 「ぼくはひとめで正体に気付いた。」

 「あなたが見せたその表情は...」

 「ぼくと同じ仮面だった。」









がっかりするようなこというこぞう


 









あんたこうもりやろうだろ?

ブ:「なぜ、デント殺しの罪をかぶったか知らないが...」

 「ぼくはバットマンを信じてるw」

 「あなたじゃなくても。」


ブレイク警部補はそう言い残すと、立ち去っていった。


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

スポットライトを浴びるのはひとりだ、きみかわたしか、負けたほうには、荒野が待っている-最後のインタビュー前の夜の大統領からの電話「フロスト×ニクソン」

 民主党本部があるウォーターゲート・ビルに、なにものかが盗聴器を仕掛けようとしたのを、ワシントン市警に通報したのがきっかけで始まった「ウォーターゲート事件」は、逮捕された5人の侵入者のうち、マッコードの手帳に、ニクソン大統領再選委員会のエドワード・ハワード・ハントの電話番号があったことから、ニクソン大統領関係筋の不法侵入の疑惑を生み、ワシントン・ポスト誌が事件に関する様々な事実を紙面に発表し、世間の注目を集めることとなり、ニクソン大統領やその側近は窮地に立った。

 その後、事件はニクソン側のFBIに対する捜査妨害疑惑に発展、進入犯の調査のために上院ウォーターゲート特別委員会が設けられ、ニクソンは有力な補佐官の辞職やホワイトハウスの法律顧問の解雇に追い込まれた。

 ・・・

 エリオット・リチャードソン新司法長官と特別検察官によって公聴会がテレビ放送され、ニクソンへの致命的な政治的打撃となった一方で、大統領執務室中のすべての会話を自動的に記録し、ニクソンまたはディーンが重要会合についての真実を伝えているかどうか証明することができる録音テープの存在が明らかになり、提出命令が出された。

 ニクソンは大統領特権でこれを拒絶し、召喚状を無効にするよう司法長官経由でコックス特別検察官に命じたがコックスは拒否、ニクソンはリチャードソンにコックスの解任するよう求めたが、リチャードソンは拒否して辞職、ニクソンはロバート・H・ボークを司法長官代理にしてコックスを解任させた。

 ニクソンはテープの提出を拒否し続けたが、ホワイトハウスが編集した記録を提出することに合意し、公表された。しかし、1本のテープに18分30秒の消去された部分があると分かり、テープ提出の問題は最高裁判所まで争われ、特別検察官レオン・ジャウォロスキーにテープを引き渡すように命じるという判決が満場一致で決定し、テープは引き渡された。

 ・・・

 1974年3月1日、大統領の7人の元側近は、ウォーターゲート事件の捜査妨害をたくらんだことで起訴された。大陪審はさらに秘密にニクソンを起訴されていない共謀者として指名した。さらに、下院司法委員会では、大統領に対する第1の弾劾(司法妨害)、第2の弾劾(権力の乱用)、第3の弾劾(議会に対する侮辱)を勧告することが可決され、ニクソンとハルデマンは国家安全保障に対する問題を捏造することにより調査を阻む計画を作ったことを明らかにするテープも公開された。

 有罪の判決を受けるに足る十分な票の存在を、重要な共和党上院議員によって伝えられ、ニクソンは自らの意思で辞職することを決定し、1974年8月8日夜の国民全体へのテレビ演説で、ニクソンは8月9日正午に辞職することを発表した。ニクソンは現実に弾劾されていないし有罪と判決されてもいないが国民の非難はニクソンに集中した。(以上、ウィキペディアより引用)

 ・・・

 8月9日、ニクソンが高々と掲げた両手でVサインを作り、ホワイトハウスを飛び立つヘリに乗り込む様子は、テレビを通じて全世界に中継され、4億人の人々が視聴した。

 アメリカのテレビ局の仕事をなくし、イギリスとオーストラリアでトーク番組をしていたデビット・フロストは、その視聴者の数に驚き、アメリカの3大ネットワークに返り咲くべく、ニクソンへのインタビュー番組を企画し、60万㌦の契約でインタビューの合意に成功する。

 しかし、法外な金額を引き受けるスポンサーはわずかで、自費と借金で制作費を調達するために奔走する日々。

 万全なスタッフでニクソンに挑んだものの、2時間ずつ4回収録のインタビューも3回を終えて、ベトナム戦争、カンボジア侵攻まで正当化され、完全にニクソンに言い負かされて、スタッフの中にまで失望感が広がるしまつ。契約の不履行の理由でオーストラリアのトーク番組も打ち切ることを宣告されてしまった。

 果敢な挑戦をしたものの、すべてを失い、恋人のレベッカに嘆くフロスト。恋人のレベッカはフロストを励まし、何か食べようと近くのレストランにテイクアウトするために出かけた。





いいすわりごこち

 レベッカが出て行った後、頭を抱えながら部屋の中をうろつき、ため息をつきながらソファーに深く腰掛けてぼうぜんとしていると、電話のベルが鳴った。





でんわがとおいの
なんすか

フロスト「そうだな、じゃあチーズバーガー」






だれすか

なぞの男「ええ、そいつはいい、私もチーズバーガーが好きだった」

なぞの男の声はニクソン前大統領だった。




よっ!だいとうりょう

ニクソン「だが医者にとめられてな」

 「今じゃカッテージチーズとパイナップルを食わされている」


驚くフロスト




くれえへや

ニクソン「ハワイアンバーガーだと思えとさ」

 「味はハンバーガーとはほど遠い。まるで、発砲スチロールだ」





すいっちがでかい

ニクソンは電話機を受話器からモニタ音声に切り替えた。 




くらいへやがすき

ニクソン「電話して迷惑だったか?」





なんのよう

フロスト「いえ...」

ニクソン「金曜の夜だぞ」





ぼくはひとりなの

 「誰か楽しいひとときを過ごす相手がいるんじゃないか?」




いるけど...

フロスト「いえ」




ちょっと

ニクソン「何をしている?」





せっきょうを

 「ハンサムな若い青年が」





してやるかな

 「適齢期の独身男が、金曜の夜たったひとりで...」






あのねぇ

フロスト「あまり言いたくはありませんが...」

 「最後の収録の準備をしていました」






しごとか

ニクソン「最も重要な回になるな」

フロスト「はい」

ニクソン「ウォーターゲート...」




なにをいうのかな

 「きみがウォーターゲートをどう裁くかで」





ちょっと

 「このインタビューの成否が、いやおうなく決まる」




せっきょうを

 「(わたしは)緊張すべきかな?」





はぁ

フロスト「とにかく、ベストを尽くします」




そうだ、こぞう

ニクソン「無論だよ」










あ、そうだ

 「不思議なんだがねぇ」




そう、これこれ

 「わたしはきみと向かい合って何日も椅子に座り」

 「何日も、何時間も話し合いを重ねてきたというのに」





これだよ

 「いまだにきみのことが分からないんだよ」




あーそれそれ

 「うちのスタッフが今回のインタビューに備えて」

 「きみのプロフィールを作ってくれてな」





ぷろふぃーる?

 「きみには失礼なはなしだが」




これだよ

 「さっき、やっと目をとおした」





もういらね

 持っていたフロストのプロフィールのファイルを放り投げるニクソン




そうそう

 「いくつか興味深い点があったよ」




なんだっけ

 話しながら、座っていた椅子から立ち上がるニクソン

 「メソジスト教徒のつつましい家庭で育ったそうだな」





なー

 「その後、名門大学に入学した。」





あーおもいだした

 「上流階級の金持ちがごまんといたろ」

 「オックスフォードか?」




ちがいます

フロスト「ケンブリッジです」





まあにたようなもんだ

ニクソン「上流気取りの連中にきみも見下されたか?」



へんなおやじ

 窓の外を見ながらフロストに聞くニクソン、笑うフロスト。

 「そりゃ、そうだろ。」





わらいごとじゃないぞ、こぞう

 「それが我々の悲劇なんだよ」

 「我々がどれだけ登りつめようと、やつらは見下しやがる」






なんだかしつこい

フロスト「何の話かわかりません」





きけ、こぞう

ニクソン「いいや、わかってる」

 「認めろよ」




よくきけ

 「きみがいくつ賞を受賞し、何度記事に取り上げられようが」



なんなんだ

 「わたしが、どんな高い地位につこうが」

 「十分ということはない」




わかったかこぞう

 「常に自分を小物だと感じる。敗北者だと...」




はあ

 「連中に何度となく、そう言われたからだ」

 「学生時代、散々と言われた」





いいか、こぞう

 「傲慢で自信家の名門出身者に」

 「我々は連中から一目置かれたかった。」

 「ほんとうに、心底」





そうだろ

 「だから今、懸命に働いてるんだろ」

 「全力で闘ってるんじゃないか?」





・・・

 「なりふりも構わずに、ただ上だけを目指して」





そうじゃないか

 「もし正直になれれば」

 「もし一瞬でも、自分の内面を顧みられれば」




・・・

 「もし、我々は魂という、ほの暗い場所を」

 「少しでも覗くことができれば、わかるはずなのだ」





ここがかんじんだ、こぞう

 「なぜ今、我々がここにいるのか...」



わかったか!

 「光を浴びるためさ」




ちょっときれてるかな

 「引き返す道を探してる...陽光のなかへ」




きれてるかも

 「スポットライトの中へ」

 「勝利者の表彰台へと」




たんにとしとってるだけじゃ...

 「なぜなら、輝きがあせていくのを感じるからだ」

 「我々は泥に向かって進んでいた」

 


おちめなの

 「おたかくとまった連中が」

 「我々が行き着く先だと言ってた場所だ」

 「我々はいずれ泥に顔を突っ込むのがオチだと言っていた」

 「どんなに努力してもな」

 



ちくしょい!

 「ああ、何度でもほざきやがれ!」
 「我々は連中の思い通りにはならん」

 「やつらの鼻をあかせてやる」

 「窒息させてやる。永遠に成功を重ねてな」




こうなったら

 「何度も新聞紙面に名を飾り、何度も賞を受賞して」

 「権力と栄光を手に入れる」

 「ふたりで、あのクソやろうどもの首をギリギリと締め上げ」




なんでもあり

 「殺すのだ!」





・・・

 ニクソンはまくしたてた後、しばらく沈黙し、言った。




ちょっとふあん

 「間違ってるか?」



ここはあわせとこ

 「いえ」

 フロストはしばらく考えると静かに答え、言った。

フロスト「ただ、勝者は一名のみです」

 ニクソンは椅子に腰掛けながら言った。




おっとくたびれた

ニクソン「そうだ...」




まだいうぞ

 「おそらく私は...」

 「きみの最も手ごわい敵になるぞ」

 「いまある力のすべてをきみとの闘いに注ぎ込む」 





こぞう

 「スポットライトを浴びるのはひとりだ」




おぼえとけよ

 「きみかわたしか」




もちろん

 「負けたほうには、荒野が待っている」

 「なにもない」


 ニクソンは椅子に深く腰掛けた。

 「ともに行くものもいない」




こぞうじゃない

 「やつらの嘲笑だけが、頭の中で鳴り響く」





・・・




はなすのつかれた

 ニクソンは余韻にひたるようにしばらく黙っていたが、電話機をモニターから受話器に切り替えて言った。




きいてるか

 「わたしが酒を飲んでいると」

 「思ってるだろ」




はいはい

 「それほど飲んじゃいない、一、二杯だ」




ばかにしないでね

 「だが、これだけは言っておく」

 「そのときが来れば」

 「全神経を集中し、戦いに備える」





・・・

 緊張するフロスト。




にらみきかせといた

ニクソン「おやすみフロストくん」




へんじもきいて

フロスト「おやすみなさい...」

 フロストの返事を聞かず、ニクソンの受話器は電話に置かれた。




いちおいっとく

フロスト「大統領」




・・・

 フロストは受話器を持って、しばらくしぼうっとしていたが




ぼくはこんなんです

 受話器を置いた。




たべものきたお

 フロストがテーブルにひじをついて顔を手が覆い隠していると

 レベッカが買い物から戻ってきた。




おまちかね

レベッカ「ハンバーガーを買ってきたわ。チーズバーガーもある」 

 「デビット」


 レベッカが食べ物の入った包みを置くと、フロストは言った。




それどこじゃないよ

フロスト「仕事だ」



とりかかろっと

 フロストは椅子からすばやく立ちがると、仕事に向かっていった。


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たいへんだった日々は決してアルバムには残らんがな。こうやって幸せな日々のスナップ写真のあいだを、しっかりとつないでるんだぞー「ジャストマリッジ」

 トムは勤め先のローカル・ラジオ局でスポーツの実況中継を夢見ながら、意にそぐわない交通渋滞放送をしているアナウンサー。サラは富豪の娘で豊かな暮らしを送っているが、自分の理想の相手を探している日々。

 そんなふたりが偶然出会い、意気投合して結婚することになった。

 しかし、トムのドジで新婚初夜にホテルは追い出されるや、サラが隠していた結婚前の相手との関係がバレたりして、ふたりの関係は険悪になり、ヨーロッパの新婚旅行はさんざん。ふたりは帰国後、別れることになってしまった。

 でも、トムはどうしても割り切れない。そこで、トムは父のところに悩みを打ち明けに行った。



やきゅうみてるの

父 「そろそろ切り出したらどうだ。」

トム「愛があればじゅうぶんだと思ってたんだけどね」





おれにいわせりゃ

父 「じゅうぶんてなんだ?」

トム「だから...」

  「サラとぼくは確かに愛し合ってるとは思うけど」

  「お互いを知る時間が必要だったのかもしれないなって。」





こんなもんだ

父 「つまり-、」

  「おまえたちふたりは、ヨーロッパで数日かそこら、もめたくらいで」

  「終わりか?」

  「おとなになれ、トミー」





そう...

トム「えっ?」





そうだとも

父 「おれとかあさんだって、愛し合った日もあれば、」

  「がんばらなきゃならん日もあった。」

  「たいへんだった日々は決してアルバムには残らんがな。」





あいしあってるか~い

  「こうゆう幸せそうなスナップ写真のあいだを」

  「しっかりとつないでるんだぞー。」




なるほど

 溜め息をつくトム

父 「最低のハネムーンが、おまえたちの手持ちのカードだ。」

  「そこからがんばるしかない。」





そんなもんさ

  「サラをしあわせにするためには、ぶあつい財布なんか必要ないんだ」

  「全力で愛してやること。」




そうか

  「心に火をつけてやれること。」




わかった?

  「それがあの娘にとって一番のしあわせなんだ。」

 トムは何度もうなずくと言った。




わかったよ

トム「わかった。」





よかた

 トムの方を観ながら父は微笑んだ。

 トムを連れてきた友人が部屋に入ってきた。





おまえはだれだ!

友人「(話しは)終わりか?」




えっ

トム「(結婚は)いやこれからだ。」


 トムと友人を乗せた車はサラのいる屋敷に向かっていった。





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「そんとき、わたし...あー、わたしー、しあわせになれんのかもしれね......」「映画 学校 山田洋次」下

 なんらかの理由で中学に通えなかったさまざまなひとが通う、夜間中学校。そのあるクラスでは、急遽、ホームルームの授業を開いて、亡くなったクラスメートのイノさんを偲(しの)びあっていた。

 イノさんが不幸だったか幸福だったかで、ふたりの生徒が対立すると、「幸福とはどういうことか」をクラスで話し合うことになった。

 「幸せだと思い込んだ人が幸せ」、「幸福はカネ」と次々と意見が出るなか、生徒のミドリが自分の考えを語り始めようとしていた。




ええとさ

ミドリ 「つまりさー、こういうことよ」

観念してミドリがしゃべり始めた。

 「あたし、鑑別所出たときね、」

 「ちょっぴり反省して更正しようと思ったんだ。」


 「それで中学行ったんだ、」

 「それまで通ってた昼間の...」

 「そしたらさー、なんと、センコーたちが、ワッと出てきてさー、」

 「私のこと、校長室に連れ込んでさー、」

 


そんでもって

おまえ卒業したかったら、少年院出て来い

 「こう言うのよ。」

 「あったま、きてさー」

 「あたし、灰皿ぶんなげて、ガラス、バーンと割って、」

 「出てきちゃったんだよ」





てれるな

チャン「すごい」

クロ 「はっはっはっはっ」
 クラスのみんながあっけにとられて笑った。

クロ 「やるだろうなー、おまえだったらー」

 照れくさくて頭を掻(か)くミドリ

ミドリは椅子から立ち上がると続けた。





てれるてれる


 「それから、ひどかったよ」

 「シンナー中毒になっちゃって」

 「歯なんかボロボロになっちゃって」





いいずらいけど

 「そんなときにさっ」

 「友達んちで雑誌読んでたらさっ」

 「書いてあんじゃん、この学校のことが」

 「あたしなんかでも、入れてくれんのかよーって思ってさー」

 「来てみたんだよ、ある日の夕方」





いっちゃうと

 「でもさー、はいっちくいんじゃん、学校の門なんかさー」

 「どうせ、センコーが出てきてさー」

 「マッポみたいにいろいろ尋問するんだと思ってたしさー」

 (警察)

 



やぱいえない

 ミドリは言いにくそうに壁にくっついてしゃがみこんだ。





でもいうか

 「郵便ポストの...」

 「横っちょに」

 「うんちんぐスタイルですわりこんで」

 「ポワーッとしてたら...」

 「なんかどうでもよくなってきちゃって」






なんとなく

 「カツアゲしたって、売春したって」

 「食ってはいけるんだもん」





んん~

 「いいよ学校なんて」

 小さな声になるミドリ

 「そう思ったときが...」

 「へんなおじさんが、そばに来て...」

 「たばこ臭い息はきながら...」






いっちゃえ

 「『どうしたのー』」

 「『あー、この学校、はいりたいのー』」




もういっちょ

 「って言ったの」
 なみだ声になるミドリ




いっちゃう

 「それがこのクロちゃんなんですけど、エヘヘー」
 クロの方を指さしながら、照れ笑いを浮かべるミドリ




こいつ

 なんともいえない顔をするクロ



あれ、いえない

 「ふんっ・ふんっ...そんとき、わたし...」
 泣きじゃくりながら、なかなかことばが出ないミドリ





どうしよ

 おもむろに立ち上がると言った。





いえない

 「そんとき、わたし...」

 



まだいえない

 「あー、わたしー」
 胸に手をあてて

 「あーっ、あーっ」





やっといえた

 「しあわせになれんのかもしれね......」






けどつかれた


...

 そう言い終わると、泣きながら再び机に突っ伏してしまう
 ミドリだった。





・・・

 クラスは静まりかえっていた。

 
 はたして、クラスのみんなが考えた幸せの答えのゆくえは...

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